Spring (in May)

Spring (in May)

Golden Week、畑は花盛り。

旅行すると、どこも人でいっぱいですが、畑は静かで花に癒されます。

Golden Week中に写真を撮りに来ていただきました。どの写真もとても綺麗に
ハーブたちを撮ってくださいました。
今回はこの写真をご紹介します。

この写真はChivesです。昨年苗を購入し、畑に植えて2年目の今年、花を付けました。ネギ坊主のような花がまとまって咲いていると、とても可愛らしくて、ピンク色が冴えます。香りはネギ。食べるとやはり異国の感じで、卵やじゃがいもに合うと思うのです。まだ2年目なので、ガツンと来る香りも味も弱い様です。これからここで鍛えられ、豊かな味になるかしら?

一部分、花を残してカットした後、株分けのため掘り上げました。長い根っこを切らないように10本位の束に分けてから、植え替えます。何本かを一緒に植えないと育たないようです。来年は、ピンク色の帯のラインが見れることを期待しましょう!

中旬になるとどのハーブも一気に成長して、収穫に追われます。

Chamomileは収穫の適期を待って採りますが、花だけを摘むのに時間がかかります。一株を家に持ち帰って、収穫したハーブの乾燥の作業が終わった後に、Chamomileの花摘みを開始、、ふう〜 などと、はかどるやり方を試しながらの収穫です。
最後は、適期を過ぎてしまって種化している株を抜いて、土に戻しました。そのままにしておくと、隣に生息するハーブが弱ってしまいます。案の定、Mintが徒長してしまっていました。畑を整えることは大切です。

畑を見渡すと、4月に定植した挿木苗のLavenderも無事に根づき、花芽をつけています。
庭で最後まで見守っていたLemongrassの冬ごえ苗もようやく畑に定植したので、梅雨に入って根を伸ばして行くと思います。

S t .John’s wortの蕾がいつの間にか膨らんで、黄色い中に赤い色素が見えて、6月の夏至の後まで小さい花を咲かせます。

来月はどんな畑の風景を見せてくれるか楽しみです!

 

 

Spring season (April)

Spring season(April)

4月中旬の畑ではハーブがやっと動き始めて緑の葉に覆われて来ました。Chamomile Germanは早くからやる気を出していて、この時期は一人、大きく成長してもう花芽をたくさん付けて咲き出しています。いよいよ待ちに待ったハーブシーズンの到来です。
この頃のハーブたちは株が小さいので、土壌がよく見え、下の写真のように広い場所に悠々といる様に見えますが、後ひと月も経つと隣のハーブ同士がせめぎ合って、土が見えなくなって来てしまいます。

今月は3月に蒔いたCorianderやBasilの芽をポットに分けたり、昨年の秋に実施したLavenderの挿木を持参してもらって、植え替えが必要なポットはひと回り大きなポットに植え替えました。
Lavenderの挿木は、寒さよりも、水やりの仕方で成功と失敗の違いが出たように思います。冬は日差しは少ないですが、意外と乾燥して土も乾いてしまいます。気をつけてくださいね。

春にすることの一つ、畑のハーブが大きくなる前に株分けで苗を増やします。自宅で育てたいハーブを根から分けてポットに入れてお嫁?に出しました。
この畑ではキャパがいっぱいでもう増やす場所がないのですが、ハーブが絶えないように、次の株を担保する目的で自宅の庭でも育てています。

生徒さんが自宅で育てているLemongrass の植え替えをした

Chamomile Germanは今年は昨年より1ヶ月早く咲き始めました。乾燥すると香りが強く、味もしっかりと個性を主張して来ますが、この時期のフレッシュな花のお茶は、香りも味も最高に美味しくて春の畑からの贈り物です。通常はお茶やTincture,Vinegarにして楽しみますが、今年は酵母作りにトライしました。結果は失敗しましたが、一緒にトライした方は2度目で上手く出来上がり、美味しいパンを焼いてきてくださいました。
他のハーブでも試していく予定です。