酷暑だった夏が、あっと言う間に過ぎ去り、今は朝晩が寒く感じる日が出て来ました。今度は、いつ霜が降りるか?と、まだまだ先の話と思っていると、直ぐにその時がやって来ます。
上の写真はStinging Nettle。学名はUrtica dioika L.和名は西洋イラクサ。
触るとヒリヒリ感が一日中おさまらずに痛い思いをしてしまいます。最初に触れた時は、その痛さにびっくりし、収穫の際もビクビクしながらの作業でした。栽培するようになってから6年が経ち、作業手順など自分なりの方法で、触れずに短時間での収穫ができるようになりました。
このハーブは花粉症やアレルギー症状の予防で知られていますが、緑色が濃い葉を見ての通り、クロロフィルを多く含み、またビタミン、鉄,カリウム,カルシウムなどのミネラル成分を含有していることから、私はお茶にブレンドすることが多いハーブです。鉄分が多いので特に貧血気味の方にお勧めします。
幼い頃から、日本茶を朝晩、食事の後にいただいていますが、その日本茶のように普段から飲んで欲しいハーブの一つです。
味も和っぽく、餡にも良く合うのでお茶請けにも合いますし、飲みながら疲労回復が出来れば言うこと無し。飲んだ方はどう感じるでしょうか?
春に収穫、今(10月中旬)2回目の収穫のタイミングです。冬は地上部が枯れて越冬して、早春に芽を吹き始ます。
10月の下旬にかけて、Lemongrassの収穫と掘り上げをしました。
今年は成長し出したのがゆっくりでしたが、9月に入ってから勢いよく育ち香りも味も満足する出来となりました。GINにLemongrassを漬けて1ヶ月が経ちました。濾して晩酌で楽しみたいと思っています。
朝晩冷え込んで来ると、Lemongrassも他のハーブと同様に、葉が茶色になり枯れ始ます。今年の冬は、念の為に1株は掘り上げて自宅に持ち帰り、冬を越させようと思いますが、残りの株は畑にそのまま置いて越冬させようと考えています。霜除に株の周りに、藁の代わりになる残渣を置いて保温、春に芽吹いてくれたらいいのですが。
Lemongrassが冬の寒さに耐えられますように!
冬に向けての作業が追い込みになって来ています。
Sweet Marjoram、Lemon Verbenaなど枯れてしまう前に最後の収穫中ですが、Mintまで手が回りそうもありません。右上の写真はDillの種を10月上旬に蒔いて発芽したものを畑に定植した所です。冬の寒さに耐えて春に元気な姿で見られるように祈ります。
植物の力を信じ、私は見ている(祈る)しかありません。
皆様、明日から11月になりますが、体調を崩さないようにお過ごしください。