ナチュラル石鹸作り
今回は冬用の液体石鹸を作りました。(2023.11.21)
これから寒くなり、手の乾燥が気になります。前回作った夏用の石鹸がちょうど無くなったタイミングで、今回は”肌の保湿”を目的に、液体石鹸の素地を作りました。
素地を作る際に大切なことは、使用する油の特徴を調べ、目的の石鹸となるような特性がある油を使用することです。今回の目的は”肌の保湿”です。
Avocado oil,Macadamia nuts oil,Almond oilなどを選びました。
Avocado oilは優れた皮膚柔軟性があり、保湿作用、しわ予防(老化防止)、特に乾燥肌に勧められている油です。
Macadamia nuts oilはパルミトレイン酸類が12~15%の含有率で他の油には見られない高さです。肌への吸収が容易で、消えてなくなる油と言われています。私も使用して実感しますが、肌に塗るとスーッと吸収されていきます。パルミトレイン酸類は若者の肌に多く、年をとるとその濃度が低下していくので、老化の肌には一番に使いたい油です。
Almond oilは皮膚軟化作用、乾燥の軽減、皮膚炎による痒みの緩和の特性があります。気をつけたいことは、この油は他の油に比べて酸化しやすいので、瓶を開封したら早く使い切ってしまうことです。
上に挙げた3種の油を主体にShea Butterも入れて、油脂を選びました。
出来上がった石鹸素地は一週間程経ってから、泡になる容器に入れて、水で希釈して使います。
次回は春、固形石鹸を作る予定です。
一緒に作りたい方がいましたら、是非、問い合わせしてください。
手に優しい石鹸を作りましょう!