夏用のリキッドソープ作りをしました。(2023.07.04)

手作り石鹸の良いところは、作り手の欲しい作用の石鹸が、いつでも出来る点です。
リキッドソープ(液体石鹸)を作る際は天然の植物油と水と苛性カリが材料になります。
水と苛性カリを合わせると天然のグリセリンが出来ます。このグルセリンは肌の保湿剤でありながら、汚れを落とす洗浄剤でもあります。
石鹸を作る前に、どのような石鹸にするかと言う目的に合わせて植物油を選びます。
アーモンド油、アボガド油、グレープシード油、ココナッツ油、パーム油、マカデミアナッツ油など沢山ある植物油は、潤滑性、軟化性や栄養学上の特性を持っています。
例えばOlive oilの外用での治療特性は鎮静、緩和、軟化性があります。この植物油を材料として、日焼けあとの肌や少し硬くなった肌、乾燥肌に使う石鹸を作ってみたり、保湿力が強い石鹸、さっぱりした使い心地の石鹸といったように季節や肌の状態に合わせて、作り手の欲しいと思うものが出来上がります。
個々の植物油の特性を知り、その時々で、数種類の植物油を合わせて使用することで、目的に合う石鹸を作ります。
自分で選ぶことで、出来上がった石鹸を使う楽しみや、安心感も得られると思います。
肌の弱い方、犬のシャンプーへの利用もお勧めです。